ニュークイック工法

ニュークイック工法

ニュークイック工法とは、

従来よりタイル外壁、モルタル外壁の補修工法として、外壁に振動ドリルにより穿孔後、樹脂を注入し、全ネジピンを差し込み固定する従来工法(ピンニング工法)と、外壁を穿孔後、金属系拡張アンカーを打ち込み、拡張アンカーの脳天より樹脂を注入して固定する注入口付アンカーピン工法があります。しかしこの二つの工法の抱える問題点もあります。ニュークイック工法とは、自動伸長ノズルにより孔の最深部から樹脂を注入しながら、一層剥離部へ確実に注入する工法です。なお、多層剥離部に対しては、使用しないでください。

従来工法(ピンニング工法)の問題点

  • 振動ドリルによる騒音(80dB以上)、振動、粉塵が発生します。
  • 振動が及ぼす共浮きの誘発、またタイル表面穿孔が出来ません。(タイルが割れる)
  • 0.7mm以下の空隙部にエポキシ樹脂が注入出来ません。
  • 粉塵の清掃不良により接着強度が低下します。
  • 注入した樹脂が内圧によって押し戻されます。(注入不良発生)
  • 全ネジピンを差し込むと、反発圧によってピンが浮き出てしまいます 。
  • 孔内部に樹脂を十分注入することができません。
  • 孔最深部に樹脂が注入できません。
  • 施工強度が低下します。
  • 作業工程が多すぎます。

従来工法(注入口付アンカーピン工法)の問題点

  • アンカーを拡張させるためにハンマーによる打撃音が発生します。(80dB以上)
  • 注入口部が拡張しているため、皿もみ作業5mmが必要であるためタイルの有効強度が低下します。(皿もみによる断面欠損)
  • ハンマーの打撃によってタイルが割れてしまいます。(キャップ部による固定能力の低下)
  • 拡張コーンが邪魔になり樹脂注入が困難。
  • 注入した樹脂が内圧によって押し戻されます。(注入不良発生)
  • 作業工程が多すぎます。

ニュークイック工法の特徴

ニュークイック工法の特徴は、湿式超低騒音ドリル(MF-1)の開発により、超低騒音(60dB以下)、超低振動、無粉塵(洗浄穿孔)を実現し、更にニュークイックノズルの開発により、孔最深部より樹脂注入が出来る為、エアー溜まりが発生せず注入後の樹脂の戻り、ピンの浮き出しを無くします。また、0.1mmの空隙部からも樹脂注入が出来る為、注入不良が発生しないことから高強度施工を確実なものにしました。さらにニュークイックピン(キャップ付全ネジピン)の開発により、従来工法(ピンニング工法)では必要であった樹脂の硬化待ち、パテ埋め作業、研磨作業、塗装作業の4工程をなくしました。
その結果ニュークイック工法は、穿孔、樹脂注入、ピンニングの3工程での高強度施工を可能にした画期的な施工方法です。

ニュークイック工法穿孔
ニュークイック工法注入
ニュークイック工法ピンニング
1.穿孔 2.注入 3.ピンニング

ニュークイック工法を施工する時の注意点

ニュークイック工法を施工する時の注意点
  • スモールピン専用ノズルを使用してストロングピンを施工をしないでください。
ニュークイック工法を施工する時の注意点

  • 2層浮き部にスモールピン専用ノズルで樹脂注入した場合

※2層浮き以上、多層浮の場合には、最下層部に最も近い大きな浮き層にのみ樹脂が流れ込み、他の浮部に樹脂が回りません。

ニュークイック工法を施工する時の注意点
  • 2層浮き部にストロングピン専用ノズルで樹脂注入した場合

※2層浮き以上、多層浮の場合には、最下層部に最も近い大きな浮き層にのみ樹脂が流れ込み、他の浮部に樹脂が回りません。

ニュークイック工法を施工する時の注意点
  • 3層浮き部にスモールピン専用ノズルで樹脂注入した場合

※2層浮き以上、多層浮の場合には、最下層部に最も近い大きな浮き層にのみ樹脂が流れ込み、他の浮部に樹脂が回りません。

ニュークイック工法を施工する時の注意点
  • 3層浮き部にストロングピン専用ノズルで樹脂注入した場合

※2層浮き以上、多層浮の場合には、最下層部に最も近い大きな浮き層にのみ樹脂が流れ込み、他の浮部に樹脂が回りません。