補修工事:FST工事
適用部位:タイル陶片浮き部分,モルタル浮き部分
施工方法:FST工法標準施工(ストロング、スモールピン共通）
| 作業手順 |
工法使用機材 |
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[調査及び施工条件の決定]
- 打音による浮き面積の調査
- タイル厚・モルタル厚及び、浮き部の調査(T-2ドリルによる穿孔後、空隙ゲージ及び内視鏡等による空隙部の確認）
- 調査報告書の作成
- ラージネックピン長さ決定
- 樹脂の注入量及び、樹脂の適正粘度の決定(エポキシ樹脂注入表参照）
(空隙幅0.5mm以下は樹脂粘度/10,000cps、又、空隙幅0,5mm以上は樹脂粘度/マヨネーズ状を使用する。互いにJISA6024適合品を使用）
※該当商品例/10,000cps相当：コニシ製 E207(S,W)、マヨネーズ状相当：/コニシ製 E208(S,W)が該当する
- ラージネックピンのキャップ色合わせ
- 施工本数の決定
[施工上の留意点]
- タイル1枚に対して1穴の割合で施工する(タイル陶片浮き部分)
- 注入孔の穿孔の深さは、ピンの長さ+10mm程度とする
- 注入作業前に、注入孔の乾燥状態を確認する
- 注入箇所1箇所当りのエポキシ樹脂量は、浮きの状況の応じて判断する
- 注入の際しては、急激な圧力を加えないよう注意する
- 樹脂注入については、浮きが何層あっても最下層部より順位注入する
- あふれ出た樹脂は、作業小手にてキャップ部の外側から中心に向かってすくい取る
- 酸洗浄を行った場合には完全中和を行う
※ステンレスであっても、酸によって錆が発生します
詳細は作業手順書に従う
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穿孔機：FSドリル（T-2)
注入器：FSノズル
全ネジピン：
キャップ付首太全ネジピン
仕上工具：作業小手
使用接着材：JISA6024適合品
手順図
手順図
FST工法ストロングピン
ピンの長さ:40,50,60,70,80,90,100mm
FST工法スモールピン
ピンの長さ:30,40,50,60,70mm
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