FST工法の特徴
外壁仕上面内部の状況を確認しなければ、施工条件は決まりません。
事前調査
FST工法専用内視鏡により仕上面部調査を実施
- 仕上面厚さの確認
- 剥離幅の確認
- 剥離層の確認
以上の確認事項によって、樹脂の注入量及び、樹脂の付着強度、ラージネックピンの長さ及び、施行条件が決定します。
ドリルの改良
湿式化 | : | 低騒音、低振動、無粉塵、剥離部への粉塵詰りをなくしました。 |
性能の向上 | : | 二軸構造による、穿孔精度の向上、高回転、高トルクを実現しました。 |
穿孔刃の改良 | : | 特殊ステルス構造化により、穿孔時のかじり、振動、騒音、粉塵詰りをなくし、穿孔能力を従来の2倍にまで改良しました。 |
注入ノズルの改良
注入ノズルを手動により伸縮させ、長さを自由に調整できるようにし、一層の剥離、二層の剥離、三層の剥離、四層の剥離、五層の剥離、どのような剥離層にも、注入口を停止し、樹脂注入をすることができるようにしました。
共浮き防止機能付 | : | 樹脂の注入時、仕上面内部に過剰に圧力がかからないように注入バルブが約10kg/cm2fで作動し、圧力が逃げる機能を付けました。 |
全ネジピンの改良
全ネジピンの端部をキャップ化し、仕上面の抜け落ち防止構造としました。